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2021.8.26 Thu

【コロナ自宅療養】お薬の備えあれば憂い少なし

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Q:熱があったので受診した医療機関の「発熱外来」という隔離された空間で、診察を受け、コロナの抗原検査とPCRの検査を受けたら、陽性になりました。「そのまま帰って自宅で連絡を待ってください」「外出や出勤、通学は控えて、自宅の中でも、他の家族と接触しないようにしてください」と言われました。突然のことで、どうしたら良いかわかりません。保健所からの連絡を待つ間に症状が悪化したらどうしよう? 連絡はいつ来るのか? 忘れられているのではないか? 心配で夜も眠れませんでした。その間にも、熱はどんどん上昇している様子です。解熱剤や咳止めは、最初の検査した医療機関であらかじめもらっておくことができますか?

A:できます。熱が上がった時に飲む薬、咳が出た時に飲む薬、ムカムカしたときに飲む薬など、「今はその症状はないが、もし〜の症状がある時に飲む薬」などを最初に診察検査をした医療機関で処方してもらうことができます。頓用(処方)という、症状に応じてあらかじめ処方をされた薬をのむやり方で、自宅療養中のCOVID-19の症状を和らげることができますので、備えておくと憂い(心配)が少し減るでしょう。どうか、ご相談ください。

 なお、神奈川県では、このような通知が発出され、救急や一般外来の逼迫を防いでいるそうですが、通知が発出されていない地域の医療機関でも、処方は可能です。もちろん自宅療養中にオンライン診療を受けて、薬を配達してもらうことは可能ですが、熱が出て身体がしんどい時に薬の調達をしなくてはならない事態となる前に、あらかじめ備えておくほうがよいでしょう。

 

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